バーテンダーが慣れているなと思うお客さん7つの共通点【スマートな飲み方とは】

毎日バーカウンターに立たせて頂いていると、当然色んな方にお越しいただけます。

『初めてバーにこられた方』から
『何十年とライフワークのようにバーに通われている方』まで

当店は一見さんお断りでもありませんし、バーの使い方は人それぞれであるべきで、いずれの方であってももちろん大歓迎です。

そんな多くの方をお迎えしている中で、特に聞かなくても「この方、バーによく行き慣れているんだろうな」と思う方もいらっしゃいます。

今日は、小さなバーを経営しているバーテンダーから見て、バーにかなり慣れていると感じさせるお客様の特徴についてお話します。

メニューを見ない

長年バーで飲み続けていると、自分の中で飲みたいものはだいたい決まってくる方が多いようです。
なのでわざわざメニューは見ないで、バックバーに並んでいるボトルから自分が飲みたいと思うものを注文されます。

そしてだいたいその"飲みたいもの"は、珍しいお酒では無く、どこのバーにでもある一般的なものが多いです。

同じものを頼み続ける

ライフワークともいえるぐらいバーに通うと、もはやあのお酒試したい、このお酒試したいといった事もあまり無くなるのでしょう。

最初に頼んだものをひたすら注文されます。
その日もずっと、
次来られた時もずっと、
その次来られた時もずっと、
同じものを注文されます。

そしてある程度通っていただいた結果、こちらももはや注文すら聞かず、来店されて席に座られたら勝手に作って勝手に提供するようになります(笑)

飲むペースが一定

長年お酒を飲み続けている方は、自分のアルコールを飲める量とペース配分を感覚的に理解されています。

アルコールに強い弱いとは別に、自分に合ったペースで飲み続けて無理もしないからこそ長年お酒を飲み続けられているとも言えると思います。
(あえて、自らそのペースを崩して飲まれる方もいらっしゃいますが・・・)

普通の方は1杯目は比較的早く2杯目、3杯目と杯数が増えるたびにペースダウンしていきますが、ライフワークのように飲まれる方は、20分ぐらいで1杯、1時間で3杯飲んでお会計、という具合に飲むペースも、帰るタイミングもいつも決まってらっしゃる方が多いようです。

2杯目以降も「同じグラスでいいよ」

上記の通り、バーにさんざん通い慣れた方は、基本的に2杯目以降も同じものを頼まれるわけですが、その時に、今飲んでいたグラスを出して「このグラス使って」と言ってくださります。

同じものを飲むからグラスを変える必要もないし、
洗い物が減るようにお客様が気を使ってくださっての事ですが、
このレベルの気遣いになってくると、もはや同業者じゃないかとちょっと疑います(笑)
実際、同業同士の店に行くと、このセリフは結構言います。

お客様はそこまで気を使ってもらわなくて大丈夫ですんで!

意外とお酒には詳しくない

自分の好きなものをただいつも飲んでいるだけ、という感じでしょうか。

お酒の製法がどうだ、歴史がどうだ、アレはこんな味がして、といった事はあまり興味を持ってらっしゃらないか、
もしくは、実は詳しいけどそういった話は自分からしない感じで、
ただ、飲めればそれでいいようです(笑)

バーに長く通っている中で、ウンチク的なことは飽きるほど聞いてるのかもしれません。

あまり高いお酒は飲まない

まず前提として
高いお酒=美味しいお酒
では無いのです。

一部のセレブな方を除いて、通うぐらいバーに行くのなら安く済むに越したことはありません。
長年バーで飲まれている中でみなさん、比較的安くて自分にとって美味しいと思うお酒を見つけておられるようです。

支払いが現金

理由はわかりませんが、現金でお会計される方が多いように感じます。

お店がカード決済の手数料を負担することを気にして、現金にしてくださっているのかもしれません。

もしくは、

国を挙げてキャッシュレスが推奨されている中でも、小さなバーは現金しか扱っていないところが多くあり、自分が通ういくつかのバーによって、カードと現金を使い分けるのが面倒で確実な現金でお支払いいただいているのかもしれません。

手持ちの現金の範囲でしか飲まないというルールを作ってらっしゃるのかもしれません(笑)

最後に

今回は、バーテンダーとして接客させていただく中で、「この方バーにかなり行かれているんだろうな」と思う方の特徴をあげてみました。

勘違いしないでいただきたいのは、このような飲み方じゃないとダメ!とか、こういう方がエライ!と申し上げているわけではありません。
冒頭でも書いた通り、それぞれのバーの在り方に合わせて、好きに飲んでいただくのが正解ですんで。

ただ、何年・何十年とバーで飲まれている方というのは、ある程度行きつく場所があるんだろうなとも思い、書かせていただきました。

そんな方に愛されるバーでありたいと思いながら、私も日々奮闘させていただいております。

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